じょに&ブルースクルーザー東京ツアー2006

『倶楽部ファイアー』の「演奏記録」より抜粋


11月4日(土)中野 BRIGHT BROWN
「Catfish Market 2006」というイベント名のこの企画、今年で3年目。別名「じょに祭り」である。元・阿佐ヶ谷ギャングスター店主、現・福島なまず亭店主じょにの新旧友人知人が集まって、セッション風に演奏が進む。今年の出演は、福島なまず亭の箱バンド「ブルースクルーザー」の他、鈴木保、たにやん、ジョジョ澤渡、ポニーボーイ野中、小出斉、石川二三夫、福村サトシなどの古参諸氏が登場。歳をとっているのに新参のわたしは、ブルースクルーザーとステージに立つ当初の予定を急遽変更。どうせなら新参者で組んだほうが面白いだろうということで、お客として聞きに来ていた連中(中山幸也、石田陽介、長岡裕二)を呼び集めて演奏した。案外ウケもよかったようだ。

さて、前回、前々回同様、大入り満員酸欠状態の「Catfish Market」は、今年もじょにの「ジョージア・オン・マイ・マインド」熱唱でお開きに。中野まで自転車で来ていたわたしはこれ以上西へ外れると帰りが大変なので、高円寺に向かって流れる福島組とは別れて店に残留。一人減り、二人減りして、店内、最後はわたしだけになったけれど、マスターのスーさんとその後もしばし話しこむ。「ジミー・ジョンソン好き」で意気投合。店を出て自転車を走らせ帰宅すると、午前4時を少し回っていた。

(画像提供:なまず亭)


11月5日(日)高円寺 JIROKICHI

「入道 with ブルースクルーザー」のショーにゲストで出演。ここ数年ブルースクルーザー東京公演では、有難いことに、わたしは指名打者(?)をやらせてもらっている。この夜も一部の途中で15分程度の枠をもらい、3曲演奏させてもらった。演奏はあっとい間に終了したが、去年と違って初めからゲスト出演を準備していたので、自分の体に合わないストラップで他人のギターを弾くという不都合がなくて助かった。しかし、そのせいか、ついついいつもの調子で面白可笑しくクルーザーのメンバー紹介までしてしまった。出すぎたことだったかなと後でちょっと反省。

さて、いつにもまして気合のこもったブルースクルーザー、ミッキー扇(V&Hp)、早坂洋一(G)、渋谷研一(B)、佐藤イサム(D)の演奏。この4人の演奏に、二部では入道氏が加わる。入道氏は昨年よりもハモニカワークが多かったように思う。そして、歌はまた格別だった。本当に惹きつけられる歌だった。そもそも声が深くて美しい。フレージングが自然で嫌味がない。語りかけるように歌う部分と声を張って歌い上げる部分、そのメリハリが心地よい。おそらく、百戦錬磨の入道氏にしてみれば、こんなことは今や朝飯前なのだろうけれども、いやはや、わたしはこの夜もその歌を聴いてホトホト脱帽した。こんな風に歌えたらどんなにいいだろうと何度も考えさせられた。

今年は1泊二日の旅程だったブルースクルーザー。演奏終了後、ゆっくりする間もなく福島を目指して車に荷物を積み込む。高円寺駅南口で一行を見送り、わたしも帰途に就く。みなさん、今年もお疲れさま、ありがとう。また、来年!

(画像提供:なまず亭)


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